知ってるようで知らない復讐屋ことについてお伝えしています
復讐屋に依頼したら後は実行してくるのを待っていれば万事問題なし。
そう思う方は多いかもしれませんが、万全を期すには少々雑と言わざるを得ません。
なぜかというと復讐は遂行される状況になったものの、アフターフォローが足りないからです。
例えば復讐が実行されたとします、当然ながらターゲットは誰が何をしたのか突き止めようとします。
その矛先が自分に向いた時に待ってただけの状態で100%の回避ができるでしょうか?
場合によっては自宅でゆっくり待っていたということもあるでしょう。
そんな時に自分のアリバイを証明しようと思っても難しいはずです。
復讐の実行と依頼者である自分の繋がりがなくても、偶然にも疑いの目を向けられる可能性はゼロにできません。
だからこそアリバイを作って万全を期すということが大切なのです。
もしもターゲットと共通の知人がいて、その方を恨んでいないなら一緒に過ごすと良いでしょう。
それだけで疑いの目を外すことができますから、これこそ万事問題なしというものです。
復讐屋というとブラックなイメージがありますが、これを運営することは全く問題がありません。
あくまで言い方によって印象が変わるだけで便利屋や何でも屋という業種と扱いが同じになります。
逆に便利屋が復讐に関する依頼を受けたらそれは復讐屋と同じなので、結局は呼称の違いでしかありません。
同様に依頼することも問題点というのはないのです。
単なる契約であり、お店で何かものを買うのと行為としては変わらないと言って差し支えないでしょう。
では何がブラックたらしめているのか、というところが気になるはずです。
詰まるところ法に触れる行為をしてしまう、または依頼してしまうことが問題なのです。
裏返せば法に振れないよう復讐してもらうよう依頼することは全くもって合法ということになるのです。
つまりは復讐・復讐屋・復讐屋への依頼それぞれそのものは問題がなく、何をするかで変わるので注意すべきということですね。
復讐屋というのは言葉通り復讐専門の請負業者です。
一言で復讐といっても様々で、実は復讐屋という名前以外でも似たような業者は存在します。
分かりやすい例としては別れさせ屋や辞めさせ屋という業者でしょうか。
それぞれ名前通りの専門業者ですので詳細は割愛してしまいます。
要するに復讐という大きな括りから更に細分化された業者というのがいるわけです。
自分の恨みに対する解決策の方向が定まっている場合、この手の専門業者は有用となります。
あり得ないフラれ方をした元恋人だとか、陰湿なハラスメントをしてくれる上司だとか。
このような相手に対しては復讐の方向性は多くのケースで決まっているものです。
そんなケースでは相談する価値があると言えるでしょう。
マンガや小説の世界では復讐屋という言葉を見るけど実際に存在しているのか?
本当に存在しているなら依頼を検討したいが・・・と考える方も少なくありません。
が、そう思っているような状態で依頼しても意味がありません。
誰も得をしないので自分で復讐を頑張ってみた方が失敗しても納得いくでしょう。
少々辛辣な話かもしれませんが、実際のところそんなものです。
信頼どころか存在すら疑わしいような状態で話をしたところで相手が何なのかも分からないまま進んでしまいます。
復讐屋というのは確かに存在していますし堅実に話を進め依頼すれば要望通りに完遂してくれます。
また100%の成功というのもあり得ませんから、絶対に成功すると思っているなら止めておいた方が良いでしょう。
どんなことにも難易度というものがありますし、復讐屋というのは最悪の状況をひっくり返してくれる奇跡の一手ということでもありません。
更にいえば法に触れる依頼というのは健全な復讐屋ほど当然のことながら引き受けません。
自分が復讐を実行したら大きすぎるリスクを回避するだとか、アリバイを作っている間にことを済ませて欲しいだとか現実的な考えの元に依頼はあるべきなのです。
駅で切符を買ったからといって電車はダイヤが遅れることもありますし、まして乗った瞬間に目的地に着く訳でもありません。
復讐屋に絶対の成功を求めるだとか、実現不可能なことを求めるというのはそういうことなのです。
あくまで現実的に復讐を完遂するために必要であればその存在を活用し、成功させるために検討する。
もはや存在どうこうを考えている時点で話にならないということがお分かりいただけるかと思います。
復讐屋は一人では難しい、または自分では難しい復讐を達成するために良い選択肢です。
しかし何でもかんでも復讐屋を利用すれば良いという訳ではありません。
当然のことながら向こうは業者でありボランティアではありませんから、利用するためにはコストが必要です。
だからこそメリットがデメリットを上回る場合に利用すべきであって、いつでも利用しろということではないのです。
ではどんなケースで利用することが望ましいのか、という話になってくるかと思います。
復讐屋を利用するケースにおいて全て当てはまるのは相手に自分の存在を悟らせないというメリットです。
簡単にいえばバレない復讐をしたいということなら最も効果的な選択肢を言えるでしょう。
自分ではなく見ず知らずの第三者が復讐をする訳ですから、その点に関して疑いの余地はありません。
復讐の相手が自分と近しい距離にいる場合などは非常に良い選択肢になってきます。
もちろん他にもプロだからこそ可能な復讐方法などもあるかとは思いますが、そこは業者のスキルにも左右されるところです。
ですが、この自分の存在を隠蔽するという点はどんな復讐屋であっても共通のメリットとして働きます。
逆に言えばバレない復讐に重きを置いている場合、利用しない手はないということにもなるでしょう。