知ってるようで知らない復讐屋ことについてお伝えしています
復讐屋を題材にした漫画というのは実のところスポーツものの漫画、あくまで1競技あたりということですがそれよりも数が多かったりします。
もっとも復讐代行や恨み屋など、現実の復讐屋と同様に多種多様な呼び方なので1括りにすると若干違和感があるかもしれません。
で、肝心なのはこれらと現実を結びつけてはいけないということが本日のお話です。
どういうことか結論からいえば漫画はフィクション、現実はリアルなのだということですが掘り下げていきましょう。
そもそも復讐屋への依頼を検討するという方が復讐屋の存在を知ったキッカケの1つとして漫画などの創作物が挙げられます。
ここにはドラマなどの映像作品も含まれますから、意外と対象となるものは多いのです。
そういった方が創作物の中で広がっていたイメージを保持したまま現実の復讐屋に依頼することはとても危険です。
どう危険かといえば自分の中の常識、要するに創作物のイメージが通用しないのでお話にならないということなのです。
それに対して元よりネットなどで恨みを晴らす方法などを調べていた方は、たまたま復讐屋というものがあると気づいた方ということになります。
そういった方の方が先入観もなく入っていけるので話もスムーズなのではないかと思います。
復讐屋というとブラックなイメージがありますが、これを運営することは全く問題がありません。
あくまで言い方によって印象が変わるだけで便利屋や何でも屋という業種と扱いが同じになります。
逆に便利屋が復讐に関する依頼を受けたらそれは復讐屋と同じなので、結局は呼称の違いでしかありません。
同様に依頼することも問題点というのはないのです。
単なる契約であり、お店で何かものを買うのと行為としては変わらないと言って差し支えないでしょう。
では何がブラックたらしめているのか、というところが気になるはずです。
詰まるところ法に触れる行為をしてしまう、または依頼してしまうことが問題なのです。
裏返せば法に振れないよう復讐してもらうよう依頼することは全くもって合法ということになるのです。
つまりは復讐・復讐屋・復讐屋への依頼それぞれそのものは問題がなく、何をするかで変わるので注意すべきということですね。
復讐屋というのは言葉通り復讐専門の請負業者です。
一言で復讐といっても様々で、実は復讐屋という名前以外でも似たような業者は存在します。
分かりやすい例としては別れさせ屋や辞めさせ屋という業者でしょうか。
それぞれ名前通りの専門業者ですので詳細は割愛してしまいます。
要するに復讐という大きな括りから更に細分化された業者というのがいるわけです。
自分の恨みに対する解決策の方向が定まっている場合、この手の専門業者は有用となります。
あり得ないフラれ方をした元恋人だとか、陰湿なハラスメントをしてくれる上司だとか。
このような相手に対しては復讐の方向性は多くのケースで決まっているものです。
そんなケースでは相談する価値があると言えるでしょう。
プロに頼むからには絶対に成功させるべき、という考え方がありますが対人の業種においてそれは幻想です。
建築や販売など物を得るサービスにおいて絶対や完璧ということは前提にしても良いかもしれませんが対人で100%はあり得ません。
例をいえば証券会社がオススメした商品で必ず利益が出る訳ではありませんし、スポーツなどでどちらが絶対に勝つかは分かりません。
人対人のサービスなどで絶対を求めることはできないのです。
ということはです、復讐屋においても業者がターゲットに何かしらの復讐行為をするわけですから「絶対」はあり得ないのです。
にもかかわらずどんな復讐でも100%と謳うところは避けるべきと言えます。
もちろん復讐の内容によっては人対人でない場合もあります。
そういった比較的軽いであろう内容に対して絶対ということは言えそうですね。
あくまでケースバイケースですが。
業者とお客さんの関係で営業というものを行う場合、必ずといっていいほど営業トークが含まれてきます。
サービスを申し込んでもらえるようお客さんをその気にさせる行為です。
しかし対人で絶対や100%ということが言えないにもかかわらず、そういうことをいう業者はリスキーです。
それを念頭において復讐屋を検討する際の判断基準としておくと良いでしょう。
復讐屋という言葉の響きだけで誤解している人が多い気がしますが、結局のところ何でも屋とか便利屋のようなものです。
あくまで依頼を受ける内容が復讐など恨みに関するネガティブな話というだけなんです。
ちなみに便利屋の中にも復讐関係の依頼も受けるというところがあったりします。
どのような依頼を受けるかが業者の裁量次第というところを考えると復讐屋も便利屋も大して変わらない訳です。
とはいえ普通の便利屋さんに復讐してくださいと頼んでも断られるのが常ですから、本質的なところが変わらないだけで全く別の業種になります。
餅は餅屋といいますが復讐代行に関して一番最初に考えるべきは復讐屋ということになります。
復讐屋を幾つか当って他に候補がないところで便利屋も検討するという流れが良いでしょう。
つまるところ復讐屋というのは言葉で過大評価されすぎという面が大きいです。
漫画やドラマの影響もあるでしょうし、何より復讐=過激なものという依頼者のイメージが強いのです。
本来の復讐というのは結果を求めるべきであって過程の過激さというのは全く関係ないといっても過言ではありません。
できるかぎりフラットな考え方をもってして、復讐屋に相談していくことが一番スムーズな流れとなるでしょう。