知ってるようで知らない復讐屋ことについてお伝えしています
街の水道屋さんのように地域密着型の業者というのは出張を嫌います。
これは出張費を取れば良いという訳ではなく単純に移動時間がかさみ割に合わないからです。
では復讐屋の場合はというと、日本全国どこでも対応してくれると思って良いです。
しかし移動費はかかってしまうようですので、あまりにも遠方だと移動費が多くなるでしょう。
とはいえ復讐屋は調べがつく限りで全国に10業者いるかどうかといったニッチな業種です。
その中で信頼できるところを絞り込むというのは業者の所在地で縛ってしまうと相当厳しいのではないでしょうか。
そもそもの話、手の込んだ復讐であるほど出張費の有無にかかわらずコストが高くなります。
ですので移動費というのは誤差くらいに考えた方が良いかもしれません。
それだけ料金がかさむ可能性があるからこそ、信頼できる業者を選ぶというのは重要なのです。
信頼できないところに料金を払いたくありませんし、復讐が成功するとも思えません。
全ての始まりは復讐屋を信用するところからなのです。
復讐屋に頼むなら何を依頼しても良いと考える方が少なくないようですが、それは大きな過ちです。
法的な観点からいえば復讐屋と依頼者は一蓮托生で法に触れる依頼を出したら依頼者もアウトということになります。
今後のことを考えれば非常にリスキーというか、やってはいけないことですので控えましょう。
そんなことをしなくても復讐は遂行することが可能です。
そもそも復讐という言葉の響きが危ないだとかネガティブなイメージなのがいけないような気がしますが、それは捉え方が違います。
復讐というのは何かをされた際の報復を指すだけで、危ないとかクリーンとかそういうものではありません。
あくまで復讐の際に過激なことをしようとするからリスキーなだけなのです。
復讐屋にしても漫画などのイメージが先行している印象がありますが、実際は合法的に復讐を代行しているだけに過ぎません。
復讐であろうと過程において合法的な行動しかしていないのであれば一切のリスクなくクリーンな行動といえます。
そういうものを代行しているにすぎない復讐屋も同時にクリーンということなのです。
というか法に触れるようなことをしていたら復讐屋もネット上で堂々とサイト運営を行なっていません。
今どき無料で見れる・読める・聴ける系の無料サイトですら法に触れるものが次々と排除されているような時代です。
そんな中でイメージが悪い復讐屋が運営を続けられている理由もここにあります。
復讐屋という業者に依頼するメリットは多いがコストがかかる。
自分で復讐をする分にはコストが抑えられるがデメリットも色々とある。
ではどちらを選択した方が良いのか?というのが最終的に悩むところだと思います。
結局はケースバイケースですが、判断材料を微力ながら説明していきましょう。
まず両者のメリットを列挙してみます。
復讐屋に依頼するメリットは、
・第三者が実行するので首謀者がバレない
・素人よりも高いクオリティで復讐ができる
・自分も含め複数人の体制になるので選択肢が広がる
対して自分で復讐メリットが
・自分でやるから事前に計画が漏れることはない
・誰にも頼らないのでコストも殆どかからない
・一人で実行するからタイミングなども自由にできる
要するに一長一短ということですから、より重視すること、魅力に感じることがあったら選択するという方向が良いでしょう。
折衷案として友人や知人を巻き込むという選択肢もありますが、これはメリットよりもデメリットが多いと思われます。
◎メリット
・復讐屋よりもコストがかからない
・複数人で計画や実行が可能
◎デメリット
・複数人いても素人には変わりないクオリティ
・ターゲットに情報が漏れる可能性がある
・希薄な関係性だと裏切りが起こる可能性もある
このように良さそうに見えてハイリスクミドルリターンである選択肢なのです。
友人知人を巻き込むのであるなら、一蓮托生のような深い関係性の人物に限定した方が良いでしょう。
ネット上の情報というのは真偽が定かではないものも多く、慎重に吟味した上で利用するか検討すべきものです。
復讐屋に関する情報についても同様で、探偵が裏稼業として運営している旨の記述がかなり見受けられます。
これに関しては法的な観点からあり得ないという話なので、つまりは嘘ということになります。
恐らく誰か一人が根拠なく書き連ねてしまい、それを見た第三者が次々にブログなどで拡散させたのでしょう。
ではなぜ嘘と言い切れるかという点ですが、前述のとおり法的にあり得ないからです。
探偵が探偵として稼業を営むには公安委員会に届け出ないと運営ができません。
この届出をすることによって、尾行などの行為を行っても合法ということになります。
当然ながら一般人が尾行をしたらストーカーの類と判断されますので注意しましょう(やらないのが当たり前ですが)
上記は探偵としてのメリットの部分になりますが、デメリットというか依頼を受ける上での制約というのも存在します。
それが犯罪や怨恨に絡む依頼を受けてはならないという縛りです。
犯罪に関しては当然のことですが、怨恨というのは要するに恨みや復讐絡みということです。
誰かを恨んでいるとか、誰かに復讐したいという考えをもっているだけでは違法になりませんが、感情的に行動をおこしてしまうと不法行為をしやすいが故の対応でしょう。
要するに探偵というのは表立って復讐などに関わる依頼を受けることができません。
であれば裏稼業として復讐屋をやっていてもおかしくないじゃないか、と思うかもしれません。
しかしここは表があるからこそ裏の制約があるということです。
仮に復讐屋を裏稼業として営んでいたとして、それがバレてしまうと表の探偵業まで潰れることとなってしまいます。
これは探偵にとって非常にリスキーなことなのです。
だからこそ自分から進んで危ない橋を渡るような探偵はいません。
つまり復讐屋を裏でやっているということはあり得ないのです。
復讐屋の料金というのは依頼者と業者間の交渉で決まるようなものです。
が、相場はやっぱり知りたいという方に調べ方をお伝えしようかと思います。
まず依頼する内容を1つ状況から希望する着地点まで詳しく紙に書き出します。
これは自分自身が今悩んでいることでもいいですし、調査ですので内容を弄っても良いです。
重要なのは依頼内容を明確にしておくということです。
次に復讐屋をリストアップしていきます。
依頼内容的にOKなら別れさせ屋や辞めさせ屋などの特殊工作業者や、便利屋などでも構いません。
目につくだけ多くの業者を一覧にしておいた方が相場を測りやすいです。
そしてリストアップした業者に対してコンタクトを取っていきます。
電話だと時間を取られますので、悩みを具体的に書いた文章をコピペして使い回し、メールで問い合わせましょう。
各業者と話を進めて、どの業者が幾らの見積もりを出してきたのかを一覧に書き加えます。
あとは簡単な話で各業者の見積もりから平均を出せば、それが相場となります。
意外と各業者で料金の差がありますから、相場を調査するというのは決して無駄ではありませんよ。