知ってるようで知らない復讐屋ことについてお伝えしています
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ネット上の情報というのは真偽が定かではないものも多く、慎重に吟味した上で利用するか検討すべきものです。
復讐屋に関する情報についても同様で、探偵が裏稼業として運営している旨の記述がかなり見受けられます。
これに関しては法的な観点からあり得ないという話なので、つまりは嘘ということになります。
恐らく誰か一人が根拠なく書き連ねてしまい、それを見た第三者が次々にブログなどで拡散させたのでしょう。
ではなぜ嘘と言い切れるかという点ですが、前述のとおり法的にあり得ないからです。
探偵が探偵として稼業を営むには公安委員会に届け出ないと運営ができません。
この届出をすることによって、尾行などの行為を行っても合法ということになります。
当然ながら一般人が尾行をしたらストーカーの類と判断されますので注意しましょう(やらないのが当たり前ですが)
上記は探偵としてのメリットの部分になりますが、デメリットというか依頼を受ける上での制約というのも存在します。
それが犯罪や怨恨に絡む依頼を受けてはならないという縛りです。
犯罪に関しては当然のことですが、怨恨というのは要するに恨みや復讐絡みということです。
誰かを恨んでいるとか、誰かに復讐したいという考えをもっているだけでは違法になりませんが、感情的に行動をおこしてしまうと不法行為をしやすいが故の対応でしょう。
要するに探偵というのは表立って復讐などに関わる依頼を受けることができません。
であれば裏稼業として復讐屋をやっていてもおかしくないじゃないか、と思うかもしれません。
しかしここは表があるからこそ裏の制約があるということです。
仮に復讐屋を裏稼業として営んでいたとして、それがバレてしまうと表の探偵業まで潰れることとなってしまいます。
これは探偵にとって非常にリスキーなことなのです。
だからこそ自分から進んで危ない橋を渡るような探偵はいません。
つまり復讐屋を裏でやっているということはあり得ないのです。