知ってるようで知らない復讐屋ことについてお伝えしています
復讐屋と興信所というのは元々の役務が違うので全く別次元の存在同士だったりします。
しかし探偵と興信所が同じような業者であること、探偵と復讐屋が似たような業者であること。
これらが混ざって同じようなものと考える方も中にはいるようです。
全く違うものとはいえ、復讐屋が興信所を利用するというケースはあります。
なぜなら尾行など本格的な調査業務というのは法的に許可された業者でないと実行することができません。
その許可は探偵や興信所であれば届け出などを行うことで得ていますから実行可能なのです。
つまるところターゲットの素性がよく分からないような場合には、どう復讐を実行すれば良いかも分からないということになります。
そこで興信所などを利用することで行動パターンを把握して計画を練るということはあるようです。
ですので自分が興信所に復讐依頼をすれば良いという訳ではないということになります。
復讐屋は一人では難しい、または自分では難しい復讐を達成するために良い選択肢です。
しかし何でもかんでも復讐屋を利用すれば良いという訳ではありません。
当然のことながら向こうは業者でありボランティアではありませんから、利用するためにはコストが必要です。
だからこそメリットがデメリットを上回る場合に利用すべきであって、いつでも利用しろということではないのです。
ではどんなケースで利用することが望ましいのか、という話になってくるかと思います。
復讐屋を利用するケースにおいて全て当てはまるのは相手に自分の存在を悟らせないというメリットです。
簡単にいえばバレない復讐をしたいということなら最も効果的な選択肢を言えるでしょう。
自分ではなく見ず知らずの第三者が復讐をする訳ですから、その点に関して疑いの余地はありません。
復讐の相手が自分と近しい距離にいる場合などは非常に良い選択肢になってきます。
もちろん他にもプロだからこそ可能な復讐方法などもあるかとは思いますが、そこは業者のスキルにも左右されるところです。
ですが、この自分の存在を隠蔽するという点はどんな復讐屋であっても共通のメリットとして働きます。
逆に言えばバレない復讐に重きを置いている場合、利用しない手はないということにもなるでしょう。
復讐屋という業者に依頼するメリットは多いがコストがかかる。
自分で復讐をする分にはコストが抑えられるがデメリットも色々とある。
ではどちらを選択した方が良いのか?というのが最終的に悩むところだと思います。
結局はケースバイケースですが、判断材料を微力ながら説明していきましょう。
まず両者のメリットを列挙してみます。
復讐屋に依頼するメリットは、
・第三者が実行するので首謀者がバレない
・素人よりも高いクオリティで復讐ができる
・自分も含め複数人の体制になるので選択肢が広がる
対して自分で復讐メリットが
・自分でやるから事前に計画が漏れることはない
・誰にも頼らないのでコストも殆どかからない
・一人で実行するからタイミングなども自由にできる
要するに一長一短ということですから、より重視すること、魅力に感じることがあったら選択するという方向が良いでしょう。
折衷案として友人や知人を巻き込むという選択肢もありますが、これはメリットよりもデメリットが多いと思われます。
◎メリット
・復讐屋よりもコストがかからない
・複数人で計画や実行が可能
◎デメリット
・複数人いても素人には変わりないクオリティ
・ターゲットに情報が漏れる可能性がある
・希薄な関係性だと裏切りが起こる可能性もある
このように良さそうに見えてハイリスクミドルリターンである選択肢なのです。
友人知人を巻き込むのであるなら、一蓮托生のような深い関係性の人物に限定した方が良いでしょう。
復讐屋の手口を教えてもらって自分で実行しようとする方もいるそうですが、絶対にオススメできません。
万が一教えてもらえたとしても素人が実行したところでクオリティも低く、効果もそれなりになるでしょう。
決して自分が理想とする効果を得ることができないのであれば、はなから考えるべきではありません。
そもそも復讐屋がその手口を教えないのは商売としてやっているからです。
美味しい料理を食べてコックさんにレシピを教えて欲しいと頼むようなものですから、あり得ない話なのです。
自分で出来ないから他人を頼る、それが復讐絡みなので復讐屋が請け負って実行する訳です。
また手口を教えてもらえたとしても前述のとおり私たちは復讐の素人です。
日常的に復讐をしている復讐屋が当たり前のようにやっていることも私たちには簡単ではありません。
それをわかった上でやるというなら止めませんが、まず教えてくれる復讐屋を探すところからでしょう。
手口を教えてもらえるのが万に1つあるかどうかという状態で、万に1つの素人でも簡単に効果が得られる方法を期待するか。
と考えると、やはりそれは夢を見すぎではないかと思います。